ホテルロゴ一覧&デザイン解説|高級ホテル・ビジネスホテルに学ぶ選ばれるロゴの特徴とは?

 

ホテルのロゴは、ブランドの世界観を伝える重要な要素です。

お客様がホテルを選ぶとき、ロゴから受ける印象がそのままブランドイメージに直結します。

本記事では、ヒルトンや帝国ホテルなど有名ホテルのロゴの事例や、ロゴ制作を外注する前に準備しておくべき5つのポイントを紹介します。

「自社のブランド力を高めたい」「ホテルのリニューアルに合わせてロゴを見直したい」という方は、ぜひ参考にしてください。

 

 

ホテルのロゴの役割と重要性

 

ここでは、ホテルのロゴが果たす3つの役割と重要性を解説します。

 

ブランドの“顔”としての役割

ホテルのロゴは、まさにブランドの「顔」です。

看板やWebサイト、予約ページなど、あらゆる場面で顧客の目に触れるため、印象がそのままブランドイメージになります。

たとえば、高級ホテルのロゴが、シンプルなゴールドやセリフ体で構成されていれば「格式」や「信頼」「上質」といった印象を与えます。

一方、ビジネスホテルなら「清潔感」「信頼性」「利便性」を感じさせる直線的なデザインが効果的でしょう。

 

価値観や世界観を伝える役割

ホテルのロゴには、施設が持つ理念やおもてなしの世界観を伝える力があります。

たとえば、自然と調和するリゾートでは、波や木、葉などのモチーフを取り入れ、癒しや静けさを表現すると良いでしょう。

 

集客力に影響する

ホテルのロゴは、集客力にも大きく関わります。

宿泊予約サイトやGoogleマップなどで複数のホテルが並ぶなか、整ったロゴがあるかどうかで選ばれる確率は変わります。

ロゴに統一感がないと、「古い」「清潔感がない」という印象を与えてしまうことも。

一方で、洗練されたロゴは「泊まってみたい」という心理を自然に引き出します。

ロゴは、ホテル経営における「無言の営業マン」と言えるでしょう。

 

ホテルのロゴは、単に美しく見せるだけではなく、「信頼され、記憶に残るデザイン」であることが重要です。

そのためには、ブランド戦略としてロゴを設計できる専門デザイナーの存在が欠かせません。

CHICS(シックス)では、企業理念や施設の世界観を丁寧にヒアリングし、一貫したブランド構築を行っています。

ロゴの刷新や新規開業を検討されている方は、まずはお気軽にご相談ください。

 

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有名・高級ホテルのロゴデザイン5選

ホテルのロゴデザインを考えるうえで、まず参考にしたいのが有名ホテルブランドの事例です。

有名ホテルのロゴには、長年にわたり築かれた信頼やブランド哲学が込められています。

ここでは、ヒルトンや帝国ホテルなど、世界・日本を代表する高級ホテルのロゴを取り上げ、そのデザインの特徴や背景にあるストーリーを紐解きます。

自社ロゴの刷新を検討している方にとって、コンセプト設計やデザイン方向性を決めるうえでの大きなヒントになるはずです。

 

※以下は弊社の制作実績ではありません

 

1.ヒルトン

出典:ヒルトン・ホテルズ&リゾーツ-全ブランドをベストレートで

 

ヒルトンホテルのロゴは、「ロゴタイプ(文字ロゴ)」が中心です。

ブランドごとにロゴデザインは異なりますが、母体ブランドの印象を崩さない設計が特徴です。

どの国で見ても「ヒルトンらしさ」が伝わるロゴ体系は、グローバルブランドにおける理想的なブランディングモデルといえるでしょう。

 

2.帝国ホテル

出典:コーポレートアイデンティティーの再整備に伴い、 4ホテルのシンボルマークを統一 | 帝国ホテルのプレスリリース | 共同通信PRワイヤー 

 

日本のホテルブランドを代表する帝国ホテルは、2026年より東京・大阪・上高地・京都の4拠点でロゴとカラーを統一します。

新しいビジュアルアイデンティティは、「ライオンマーク」とブランドカラーである「インペリアルブルー」「ゴールド」を基調としたデザイン。

この統一化は、帝国ホテルブランドの国際的認知を高めるとともに、「日本を代表する最高級ホテル」としての一貫性を強化する狙いがあります。

長年培った格式を守りつつ、未来志向の刷新を図る姿勢は、ホテルロゴデザインの理想的な進化事例といえるでしょう

 

3.シェラトンホテル&リゾート

出典:【シェラトンホテル&リゾート】転換期を迎えたシェラトンがロゴを一新 | マリオット・インターナショナルのプレスリリース

 

シェラトンホテル&リゾートは、長い歴史への敬意と未来へのビジョンを融合させた新しいロゴを発表しました。

新ロゴの中心には、ブランドを象徴するアイコニックな「S」が配置されています。その周囲を囲む月桂樹の葉は、世界からの動きや集いのエネルギーとして表現されています。

ブランドの歴史を継承しながらも、未来に向かって進化するシェラトンの姿勢を示す、タイムレスで洗練されたデザインです。

 

4.マンダリン オリエンタル

出典:マンダリン オリエンタル ホテル グループ 新たなビジュアル・アイデンティティを発表 | マンダリン オリエンタル ホテル グループのプレスリリース

 

マンダリン オリエンタルは、長年培ってきた卓越したホスピタリティの伝統を継承しながら、未来への展望を表現する新しいビジュアル・アイデンティティを発表しました。

ブランドの象徴である「扇(ファン)」のロゴは、従来よりもモダンで洗練されたデザインにアップデート。

また、グループ名を表すワードマークは、よりシンプルに整理されました。

独自に開発されたフォントと奥行きのあるカラーパレットが、ブランドのラグジュアリー性と現代的感性を強調しています。

 

5.リーガロイヤルホテルグループ|創業90周年記念ロゴ

出典:創業90周年記念サイト|リーガロイヤルホテルグループ

 

1935年創業のリーガロイヤルホテルグループは、創業90周年を機に周年記念ロゴを発表しました。

新ロゴは、「90」の数字を英単語の「go(進む)」にも見えるデザインで、伝統を大切にしながらも未来へ前進する意志を表現しています。

フォントのやわらかい丸みには、長年受け継がれてきた温もりあるおもてなしの精神が込められているようにも見えます。

 

 

CHICSのロゴ制作実績(一部)

CHICSは、企業や店舗のロゴ制作を専門とするデザインチームです。

企業理念や事業内容を丁寧にヒアリングし、コーポレートロゴから名刺・封筒・VIツールまで一貫したブランド構築を行っています。

ここでは、弊社のロゴ制作実績の一部を紹介します。

 

spiceworks|ホテル兼六坂

 

spiceworks|ホテル兼六坂|ロゴデザイン

 

speranza株式会社|有亭

 

speranza株式会社|有亭|ロゴマーク

 

MU合同会社| food to luck

 

MU合同会社| food to luck | 飲食・ロゴ・展開ツール各種

 

\もう少し詳しく制作実績を見たい方はこちら/

 

 

ロゴ制作の外注前に準備しておくこと

 

ホテルのロゴをデザイン会社に依頼する前に、いくつかの準備をしておくと制作がスムーズに進み、理想の仕上がりに近づきます。

ここでは、ロゴ制作の外注前に準備しておきたい5つを紹介します。

 

1. コンセプトを整理する

まずは、「ロゴで何を伝えたいのか」を明確にしましょう。

たとえば、「上質な非日常感を与えたい」のか、「地域に根ざした温かみを表現したい」のかなどによって、デザインの方向性は大きく変わります。

加えて、施設の立地や客層、価格帯、理念、サービスの強みなどを事前に整理しておくと良いでしょう。

デザイナーは、言葉にならない価値観やストーリーをカタチにする存在です。

明確なコンセプトがあるほど、デザイナーとの意思疎通がスムーズになります。

 

2. 競合ホテルのロゴを研究する

同業他社のロゴを比較すると、自社の立ち位置と差別化ポイントが見えてきます。

たとえば、東京の高級ホテルは「シンプルでタイポグラフィ重視」、地方の旅館は「自然や伝統モチーフを活かす」傾向が強いなど、業界ごとの特徴を把握できます。

 

競合調査のポイントは以下の3つです。

Google画像検索や宿泊予約サイトで「ホテル ロゴ」「地域名+ホテル ロゴ」で検索

気になったロゴを10件ほどピックアップし、共通点と違いを整理

自社らしさを引き立てるデザインの方向性を探す

 

この比較をしておくと、デザイナーに「他社とは違う印象にしたい」「この系統に寄せたい」と的確に伝えられます。

 

3. 使用媒体を明確にする

ロゴは、Webサイトや看板、名刺、制服、館内サイン、アメニティなど、さまざまな場面で使用されます。

媒体ごとに見え方が異なるため、どこで使うかを明確にしておくことが重要です。

 

<見え方の例>

・看板や外装:遠くからでも視野に入りやすいよう、シンプルな形と高コントラストが有利

・Web・SNS:小さく表示されても認識できるフォントや比率設計が必要

・印刷物:単色でも再現できるよう、細線を減らし、シルエットの強さを重視

 

これらを想定しておくと、デザイナーも最適なロゴ構成(縦型・横型・アイコン型など)を提案しやすくなります。

 

4. 予算と納期の目安を決める

ホテルロゴ制作の費用相場は、デザイン会社によって異なります。

あらかじめ予算と納期を明確にしておくと、見積もりの比較がしやすくなり、不要な追加費用も防げます。

また、オープンやリニューアル時期から逆算してスケジュールを立てることで、余裕を持って準備を進めることが可能です。

 

5. 無料相談で方向性を確認する

いきなり発注するのではなく、まずは無料相談で方向性のすり合わせを行うのがおすすめです。

「まだイメージが漠然としている」「どんなロゴがいいかわからない」といった段階でも大丈夫です。

専門のデザイナーが丁寧にヒアリングを行い、ロゴの方向性やカラー傾向、活用方法まで具体的に提案します。

初回相談で、ロゴ制作の全体像がつかめるため、依頼後の後悔や失敗を防ぎやすくなります。

 

 

ホテルのロゴ作成ならCHICS(シックス)にお任せください!

ホテルや旅館のロゴ制作では、「ブランドの世界観」と「顧客の信頼感」を両立させることが大切です。

CHICSは、宿泊施設・飲食・観光業など多業種での実績をもとに、見た目の美しさだけでなく伝わるロゴをデザインします。

リニューアル・新規開業どちらのケースにも柔軟に対応可能です。

まずはちょっとした質問やご相談からでも大丈夫ですので、まずは気軽にお問い合わせください。

 

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