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おしゃれなコーポレート・ロゴを作成する3つのコツ|やってはいけないことも解説
「おしゃれなデザインを考える」と思うと、少しハードルが高く感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。実は、コーポレート・ロゴをおしゃれにするにはコツがあります。
本記事では、おしゃれなロゴを作成するポイントややってはいけないこと、デザインの参考になる日本・海外のおしゃれなコーポレート・ロゴをご紹介します。
おしゃれなデザインを作成したい方はぜひ最後までご覧ください。
目次
おしゃれなロゴを作成する3つのポイント
ロゴは企業やブランドの顔となるため、おしゃれなデザインにしたいと思っている方も多いのではないでしょうか。
しかし、初めて作成する場合は、どうしたらよいか分からないですよね。
以下では、おしゃれなロゴを作成する3つのポイントを紹介します。
1.方向性を固める
ロゴの作成をする前にまずは、自分なりのおしゃれの定義や方向性を固めましょう。
自分の中でまず定義を固めないと、さまざまな要素が絡み合って完成形をイメージすることができません。
定義するのが難しい場合は、「かわいい系」「かっこいい系」のようにざっくりと方向性を決めましょう。大体の方向性が決まったら、「何をもってかわいいのか」「どんなかっこよさか」を明確にすると、イメージしやすくなります。
2.ロゴを通して伝えたいことを決める
ロゴを作成する際は、ロゴを見た人に「どういうイメージを持ってほしいか」を明確にすることが大切です。
言語化するためにまずは、イメージや伝えたいことを箇条書きでもいいので書き出して見ましょう。
イメージがあまり浮かんできていない場合は、他のロゴデザインを見て魅力に感じた部分を書き出すと、デザインイメージが浮かびやすくなってきます。
3.同じ業種のおしゃれなロゴを参考にする
同じ業種の企業ロゴをお手本にすると、効率よくデザインを作成することができます。
お手本にしたいおしゃれなロゴを見つけたら、いつでも見返せるようにブックマークやスクリーンショットを撮っておくのがおすすめです。
「ロゴに込めたい思いが絞れない」「どんなメッセージを込めたらいいのかアドバイスが欲しい」などの疑問や悩みを抱えている方は、プロのデザイナーに相談してみてはいかがでしょうか?
CHICSでは、ヒアリングの内容をもとに業界経験平均15年以上のグラフィックデザイナー陣が唯一無二のロゴマークを提案いたします。
ぜひ気軽にお問い合わせください。
ロゴデザインでやってはいけない5つのこと
ロゴデザインを作成するうえでやってはいけないことは、以下の5つです。
1.トレンドを追いかける
イベント用やキャンペーン用など、ロゴを短期的に使用する場合は、トレンドを取り入れても構いません。しかし、長期的に使う予定がある場合は、トレンドを追いかけてしまうとすぐに古いデザインになってしまいます。
2.他社と似ているデザインにする
ロゴは、ブランドイメージや売上に関わる大切な要素です。そのため、他社のロゴデザインと似てしまっていると、最悪の場合訴えられてしまう可能性があります。
そして何よりも、自社の評価や信頼性の低下につながってしまうため注意が必要です。
3.一般的なフォントを使用する
差別化を図るためにも、一般的なフォントを使用するのはおすすめしません。
カーニングや文字間隔だけでなく、文字の形を変えるなどのカスタマイズを行いましょう。
ただし、過度なカスタマイズで、読みにくいフォントにならないよう注意が必要です。
また、使用するフォントは多くても3つまでに抑えるのがおすすめです。4つ以上使用してしまうと統一感がなくなり、読みにくくなってしまう可能性があります。
ロゴのイメージや雰囲気、目的に合わせて使用するフォントを選びましょう。
4.色を使いすぎる
色の種類は1,500万色以上あると言われています。
色を使いすぎてしまうと、配色のバランスが難しくなってしまうため3色以内に色を抑えることがおすすめです。
膨大な色の中から使用するものを絞り込むためには、まず、軸となる色を決めましょう。メインの色を決めたら、トーンを決めます。
ロゴの色の決め方について詳しく知りたい方は以下をご覧ください。
5.複雑なデザインにする
複雑なデザインにしてしまうと、一目で認識することが難しくなってしまいます。
名刺や封筒などの他のツールに展開した際にロゴがつぶれて見えなくなってしまう可能性もあるため、シンプルなデザインを心がけましょう。
多くのことを詰め込むのではなく、特に重要なことを1つに絞るのがポイントです。
日本のおしゃれなコーポレートロゴ3選
以下では、デザインの参考になる日本のおしゃれなコーポレートロゴを3つご紹介します。
1.ダイニチ
出典:ロゴについて | 会社情報 | ダイニチ工業株式会社 – Dainichiロゴについて | 会社情報 | ダイニチ工業株式会社 – Dainichi
創立50周年を迎えた際にコーポレートロゴを一新し、現在のデザインになりました。
小文字主体のしなやかでシャープなデザインが特徴的です。ロゴデザインを通して、独自の技術でリードしていく先進性を表現しています。
ワンポイントの青い円では、ダイニチ工業の原点である「青い炎」をイメージ。Dainichiの「D」では、強みである「スピード感」と多くの愛に満ちていることを表現しています。「i」はダイニチ工業を支える人を表現しています。
2.Francfranc(フランフラン)
出典:Francfrancブランドロゴのリニューアル、ブランドコンセプトの設定について – Francfranc
Francfrancは、日本で人気のインテリアショップです。
前半のFrancの部分を太くすることで、より強いイメージを持たせ視認性の向上を目指しています。四角の枠の上下にFrancfrancを並べ、存在感を演出しています。
3.KICHIRI(きちり)
株式会社きちりホールディングスは、飲食業を展開している企業です。
外食産業の「新たなスタンダード創造を成し遂げる」ときにふさわしいようにと、現在のデザインにしています。
シンプルかつ格式ある字体には、流行に左右されず、たとえこの先100年経っても輝きを失わないようにするという思いが込められています。
海外のおしゃれなコーポレート・ロゴ3選
以下では、海外のおしゃれなコーポレートロゴを3つ紹介します。
日本とはまた違った海外ならではの発想があるため、ぜひ参考にしてみてください。
1.STAR BUCKS(スターバックス)
スターバックスのロゴは、ギリシャ神話に登場する人魚の「サイレン」がモチーフです。
スターバックスのクリエイティブディレクターは、サイレンのことを「スターバックスのパートナー(従業員)と並ぶ最大のシンボル」と話しています。
古い海洋書の中で微笑む木版画の人魚に魅了され、コーヒーの匂いで道行く人々を魅了したいという思いをロゴマークに込めました。
2.サーティワン
出典:サーティワンについて|[B-R サーティワンアイスクリーム]
日本では「サーティワン」と呼ばれていますが、米国をはじめとした海外では、創業者である2人の名前「バスキン・ロビンス」と呼ばれています。
ロゴマークには、「Baskin」と「Robbins」の2人の名前の頭文字である「B」と「R」が使われており、ピンク色で「31」と書かれています。
3.TOMMY HILFIGER
出典:Tommy Hilfiger – トミー ヒルフィガー 公式オンラインストア
海からインスピレーションを受けているロゴデザインです。1種類に1つのアルファベットが対応している航海用のフラッグからヒントを得ています。
本名である、トーマス・ジェイコブ・ヒルフィガーの「T」「J」「H」のフラッグを掛け合わせたデザインで、ブルー・ホワイト・レッドはアメリカ国旗のカラーです。
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