小さなカフェを開業したい!開業の流れや必要な資金、成功させる3つのポイントを紹介

小さなカフェを開業したい!開業の流れや必要な資金、成功させる3つのポイントを紹介

 

小さなカフェを開業したいと思っている方の中には、「小さなカフェはどうやったら開業できるの?」「開業にはいくらかかるの?」などの疑問を持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで本記事では、小さなカフェを開業するメリット・デメリットと具体的な開業の流れ、必要な資金などについて解説します。記事の後半では小さなカフェを成功させるポイントも解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

小さなカフェを開業するメリット・デメリット

小さなカフェを開業するメリット・デメリット

 

小さなカフェを開業するメリット・デメリットは以下の通りです。

 

メリット1.開業・運営資金を抑えられる

10〜15坪(33〜49㎡)程度の小さなカフェであれば、坪数が少ない分、物件費や内装・外装工事費、備品購入費などのさまざまなコストを抑えられます。
小さなカフェであれば少人数経営も可能であるため、人件費の削減も可能です。
自宅や居抜き物件などを活用したり内装・外装工事を自分で行ったりすると、よりコストを抑えられます。

 

メリット2.目が届きやすい

小さいカフェは、目が届きやすいというメリットがあります。
お客さんとの関係性も築きやすく、リピーターの獲得にもつながるでしょう。
掃除も手が届きやすいため、店内を清潔に保つこともできます。

 

デメリット1.売上の上限が決まってしまう

小さいカフェのデメリットは、売上の上限が決まってしまうことです。
席数が限られてしまうため、席数の多い大きいお店よりも収益の天井が低くなります。
そのため、カフェで大きく売上を上げたいという場合は向いていません。

 

デメリット2.入りにくい雰囲気がある

店舗の雰囲気や広さなどにもよりますが、小さいカフェはクローズドな印象を与えやすく、入りにくい印象を持たれてしまう可能性があります。
ユーザーに入りにくいと思われてしまうと、新規顧客の獲得が難しくなってしまうため、オープンで入りやすい雰囲気のある店舗作りを心がけましょう。

 

 

小さなカフェを開業する流れ

小さなカフェを開業する流れ

 

小さなカフェを開業する流れは以下の9ステップです。

 

⦁ お店のコンセプトを決める
⦁ 事業計画書の作成
⦁ 資金確保
⦁ 物件探し
⦁ 店舗内外装工事・メニュー開発
⦁ 資格取得・各種届出
⦁ スタッフ管理
⦁ プレオープン
⦁ 開業

 

特に、お店のコンセプトやターゲットは、その後の物件探しや内装・外装作り、メニュー作りなどに大きく影響するため慎重に決めましょう。

ステップごとの詳しい解説は以下の記事をご覧ください。

 

 

 

小さなカフェを開業する際に必要な資金

小さなカフェを開業する際に必要な資金は500〜1,000万円程度です。
自宅型のカフェや店舗を持たない移動式のカフェは、物件費を大きく抑えられる傾向にあります。
なお、日本政策金融公庫が行った「2020年度新規開業実態調査」では、開業費用の平均値が989万円という結果が出ています。
「500万円未満」で開業する割合が43.7%と最も高く、次いで「500万〜1,000万円未満」が27.3%を占めているとのことです。
この結果より、工夫次第では500万円以下で開業できるとわかります。

 

 

小さなカフェを開業する際に必要な資格

小さなカフェを開業する際に必要な資格は、「食品衛生責任者の資格」です。
店舗の大きさや提供するメニュー内容などに限らず、飲食店を開業する際は必ず取得する必要があります。(各店舗に1名)
専門的な知識やスキルは必要なく、約6時間の講習を受講すれば誰でも取得できます。
受講費は都道府県によって異なりますが、1万円ほどです。
なお、お客さんが30名以上入る飲食店を開業する場合は、「防火管理者の資格」の取得も必要です。

 

 

小さなカフェを成功させる3つのポイント

小さなカフェを成功させる3つのポイント

 

飲食店は新規参入しやすい一方で、オープンから3年以内に約7割が廃業するとも言われるほど、継続が難しいと言われています。
以下では、できるだけ長い期間経営を行うために大切なポイントを3つ紹介します。

 

1.リピーターを増やす工夫をする

リピーターの獲得は、小さなカフェの経営を成功させるカギとも言えます。
安定した集客ができるだけではなく、口コミでどんどんお客さんを集めてくれる可能性があるため、新規顧客の獲得も期待できます。
リピーターを増やすポイントはいくつかありますが、その中でも以下の5点は非常に重要です。

 

⦁ メニューと価格
⦁ 店内の清潔感
⦁ 接客
⦁ 雰囲気
⦁ 利便性

 

自分がお客さんとして訪れたときに、リピートしたくなるお店を作りましょう。

 

2.SNSで積極的に発信する

「お店をたくさんの人に知ってほしい」「たくさんの人に来店してほしい」などの思いがある場合は、SNS発信を積極的に行いましょう。
特に、現代の若者はSNSを利用して行きたいカフェを探す人も多く、SNSで店舗の様子やメニューを発信すると集客や認知度拡大につながりやすくなります。

 

3.MEO対策をする

カフェを開業するなら、MEO対策は必須です。
MEO対策とは、自分の店舗をGoogleマップに上位表示させる対策です。
Googleマップ上でカフェを探している人のほとんどが、今から行けるカフェを探しており、MEO対策を行うとそのようなユーザーに効果的なアプローチができます。
まずはGoogleマイビジネスに登録しましょう。(無料)

 

 

小さなカフェを開業する際のQ&A

小さなカフェを開業する際のQ&A

 

小さなカフェを開業する際のQ&Aを以下にまとめました。

 

Q1.小さなカフェなら自己資金0円でも開業できる?

結論、小さなカフェでも自己資金0円での開業は困難です。
というのも、自己資金0円で開業するには、開業資金をどこかから借りてくる必要があるためです。
資金調達方法は、融資や補助金・助成金、知り合いからの借入、クラウドファンディングなどさまざまな方法がありますが、これらを駆使できないと数百万円単位の開業資金を集めるのは難しいでしょう。
特に補助金・助成金は基本的に後払いであるため、開業直後の手元資金として活用できない点には注意が必要です。

 

Q2.小さなカフェなら1人でも開業できる?

10〜15坪程度の小さい飲食店であれば、1人でも開業できるでしょう。
リスクが少なく、自由に経営できる点が1人開業・経営のメリットです。
ただし、自分の代わりに店を任せられる人がいない点やワンオペでは売上に限界がある点などの懸念点もあるため、メリットとデメリットを天秤にかけて考えるのがおすすめです。

 

 

ロゴデザインが店舗のイメージにつながる!

小さなカフェを開業する際は、ロゴの作成にも力を入れましょう。
ロゴは単なるマークではなく、お店のイメージにつながる大切な要素です。
ブランディング効果のあるロゴを作成したいとお考えの場合は、ぜひロゴ制作専門チームのCHICSにお任せください。

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