ロゴの色の組み合わせ方|配色の基本4ステップと色の心理効果・企業実例を紹介

ロゴの色の組み合わせ方|配色の基本4ステップと色の心理効果・企業実例を紹介

 

▼この記事のまとめ 

  • ロゴの配色は「リサーチ→イメージ→心理効果→3色設計」の順で決めると失敗しにくい 
  • 使う色はベース・メイン・アクセントの3色に絞るのが基本 
  • 色には心理的な印象があり、業種ごとに好まれる配色がある 
  • 無彩色・補色・トライアドなど、代表的な7つの配色パターンを押さえると考えやすい 

 

 

ロゴの色の組み合わせを決める4ステップ

ロゴの色の組み合わせを決める4ステップ

 

ロゴの色は、見た人が最初に受け取る情報であり、企業やブランドのイメージにも影響します。好きな色をなんとなく選ぶのではなく、順番に整理していくと、迷いや後戻りを減らせます。

ここでは、配色を決める4つのステップを紹介します。難しい配色理論を覚えなくても、この流れに沿って考えれば方向性が定まりやすくなります。 

 

 

競合をリサーチする

まずは、同じ業種の企業や店舗のロゴを10件ほど集めて並べてみましょう。

業界ごとによく使われる色は、ある程度決まっています。(例:金融や士業は青系、飲食は赤やオレンジなど)

並べて見ると、その業界の定番色と、まだ使われていない色が見えてきます。定番に寄せれば「らしさ」が伝わりやすく、あえて外せば記憶に残りやすくなります。

どちらを狙うにせよ、競合を知ることが出発点です。リサーチ段階で色の方向性を2〜3案に絞っておくと、次のステップがスムーズに進みます。

 

2. ブランドイメージに合う色を選ぶ

次に、ブランドのコンセプトを言葉にしてみましょう。

「誰に・何を・どんな印象で届けたいか」を書き出すと、相性のよい色の候補が自然と絞られます。

たとえば「安心感を届けたい医療系」なら青や緑、「楽しさを伝えたい子ども向け」なら暖色が候補になります。

コンセプトと色がかみ合っていないと、見た人に違和感を与えてしまいます。

独自性を狙う場合も、世界観からかけ離れた色は避け、「ブランドの軸」から少しずらす程度にとどめるのがおすすめです。 

 

3. 色の意味・心理効果を理解する

色は、見る人の感情に働きかけます。(例:青は信頼感、赤は活力、緑は安心感 etc…)

また、同じ色でも明るさや鮮やかさで印象は変わります。たとえば同じ青でも、濃い紺は堅実さ、明るい水色は爽やかさを感じさせます。

色そのものだけでなく、トーン(明度・彩度)まで意識すると、より狙った印象に近づけられます。

 

4. ベース・メイン・アクセントの3色を決める

配色は、ベースカラー(広い面積)・メインカラー(主役)・アクセントカラー(強調)の3つの役割で考えると整います。

面積の比率は、ベース70%:メイン25%:アクセント5%を目安にするとバランスを取りやすくなります。

アクセントは少量だからこそ効くので、欲張って増やさないのがポイントです。色数が多いほどおしゃれに見えると思われがちですが、実際には色を絞るほど洗練された印象になります。

色選びも含めてプロに任せたい場合は、まず費用感を把握しておくと安心です。[文字列の折り返しの区切り]ロゴ制作の依頼相場について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

 

 

 

【色別】ロゴの色が与える印象

色は人の心理と深く関わっています。同じ形のロゴでも、色が変わるだけで受ける印象は大きく変わります。

ここでは、代表的な色がロゴに与える印象と、向いている使い方を、有名企業の例とあわせて紹介します。

ぜひ、自社に持たせたいイメージと照らし合わせながら読んでみてください。

 

赤が与える印象

赤はエネルギッシュで情熱的な印象を与え、見る人の目を引きやすい色です。食欲を増進させる効果もあるとされ、飲食店のロゴにもよく使われます。

一方で、赤の比率が多いと刺激が強くなりすぎるため、アクセントとして使うとバランスが取りやすくなります。

赤を基調としたロゴには、コカ・コーラ、ユニクロ、JALなどがあります。

 

青が与える印象

青は清潔感や爽やかさ、落ち着きを感じさせる色です。

ビジネスでは信頼や誠実さを象徴する色として選ばれ、金融・IT・医療など幅広い業種で使われます。

濃い青は堅実さ、明るい青は先進性や軽やかさを演出します。安心して任せたいと感じてほしいサービスに向いた色です。

青を基調としたロゴには、NTT、ローソン、Metaなどがあります。

 

緑が与える印象

緑は自然・環境・安心感を連想させる中間色で、見る人にやわらかく親しみやすい印象を与えます。健康・食・エコをテーマにしたブランドと相性がよい色です。

深い緑は上質さや落ち着き、明るい緑は健やかさや元気さを感じさせます。

緑を基調としたロゴには、スターバックス、LINE、三井住友銀行などがあります。

 

黄色が与える印象

黄色は幸福感や親しみやすさ、明るさを感じさせる色です。遠くからでも目立ちやすく、賑わいや楽しさを伝えたいお店に向いています。

黒と組み合わせると注意を促す配色になり、視認性をさらに高められます。

ただし淡い黄色は白背景でぼやけやすいため、輪郭を付けたり文字色を濃くしたりすると、読みやすくなります。

黄色を基調としたロゴには、クロネコヤマト、マツモトキヨシ、LOFTなどがあります。

 

オレンジが与える印象

オレンジは赤と黄色の中間にある暖色で、太陽や柑橘を思わせる元気で賑やかな印象を与えます。赤ほど強すぎず、親しみやすさと活発さを両立できるのが特徴です。

カジュアルで明るいブランドや、家族連れ向けの業態と相性がよい色です。

赤や黄色と組み合わせて使われることも多い色です。

オレンジをブランドカラーとして採用している企業には、au、吉野家、エルメスなどがあります。

 

紫が与える印象

紫は高貴さや上質さ、独自性を感じさせる色です。使い方によっては神秘的で個性的な印象にもなり、他社と差をつけたいブランドに向いています。

一方で多用すると重く見えることもあるため、面積やトーンの調整が大切です。美容・占い・嗜好品など、特別感を出したい分野で効果を発揮します。

紫を基調としたロゴには、ヤマハ、イオンなどがあります。

 

グレーが与える印象

グレーは落ち着きや上品さ、洗練された印象を与える無彩色です。主張が強すぎず、他の色ともなじみやすいため、メインカラーを引き立てる役割も果たします。

都会的でモダンなイメージや、堅実さ・中立性を伝えたいブランドに向いています。

濃淡で印象が変わり、ライトグレーは軽やかさ、ダークグレーは重厚感を演出します。

グレーを基調としたロゴには、Apple、日産、ソフトバンクなどがあります。

 

白が与える印象

白は清潔感や純粋さ、誠実さを感じさせる色です。余白として使うことで他の色を引き立て、すっきりとした印象を作れます。

組み合わせやすい万能な色ですが、単独でメインカラーとして使うにはやや不向きで、背景や抜き文字として活かすのが基本です。

医療・美容・アパレルなど、清潔さを重視する分野でよく使われます。

白を印象的に活用したブランドには、Apple、ユニクロ(余白表現)、MUJIなどがあります。

 

黒が与える印象

黒は高級感や力強さ、権威を感じさせる色です。明度が低く、他の色を引き締めて引き立てる効果もあります。ハイブランドや、洗練された大人向けのサービスと相性がよい色です。

一方で面積が広いと重く見えるため、余白や細い書体と合わせると上品にまとまります。

黒を基調としたロゴには、NIKE、CHANEL、ソニーなどがあります。

 

 

ロゴの主な配色パターン4つ

ロゴの主な配色パターン4つ

 

色が決まったら、次はその組み合わせ方です。

ここでは代表的な配色パターンを4つ紹介します。

狙いたい印象に合わせて選ぶと、配色を考えやすくなります。

 

1. 無彩色

白・黒・グレーなど、色味を持たない色だけで構成する配色です。

色の主張がない分、形やフォントの美しさが際立ち、洗練された印象に仕上がります。流行に左右されにくく、長く使えるのも強みです。

有彩色をアクセントとして1色だけ加えると、色が引き立ちます。

シックで上質な世界観や、業種を選ばない汎用性を求めるブランドに向いています。

 

2. 同系色

同じ色相のなかで、明度や彩度に変化をつけて組み合わせる配色です。色のトーンがそろうため、まとまりと安定感を出しやすいのが特徴です。

一方で変化が少なく単調に見えやすいため、濃淡の差をしっかりつけるのがポイントです。グラデーションのように見せると、現代的な印象にもなります。

 

3. 類似色

「赤系」「緑系」のように、色相環で近い位置にある色をまとめた配色です。同系色よりも色の幅があるため、まとまりを保ちながら変化やにぎやかさを出せます。親しみやすさと個性をバランスよく表現したいときに向いた配色です。

ただし色数が増えすぎると散らかって見えるため、2〜3色にとどめるのがおすすめです。

 

4. 補色

色相環で反対に位置する色を組み合わせる配色です。コントラストが強く、目立ちやすいため、記憶に残るインパクトのあるロゴに仕上がります。

スポーツやエンタメなど、元気で力強い印象を出したいブランドに向いています。

一方で刺激が強くなりやすいので、片方の面積を抑えたり、トーンを落としたりすると上品にまとまります。

配色だけでなく、コーポレートロゴ全体をおしゃれに仕上げるコツについて詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

 

 

 

【実例】企業のブランドカラーと配色のポイント

業界によって、好まれる配色には傾向があります。ここでは、色に明確な意味を込めた企業の実例を紹介します。

 

1. 戸田建設株式会社

戸田建設株式会社

出典:戸田建設グループ

 

2019年に制定された戸田建設株式会社のロゴマークは、「TODA BLUE(ライトブルー)」「TODA RED(オレンジレッド)」「TODA GREY(シルバーグレー)」の3色で構成されています。

それぞれの色に込められている意味は、「先進の技術」「創造と挑戦」「協調と共生」です。

 

2. KUMON

KUMON

出典:KUMONの原点|公文教育研究会

 

目を引く水色は「KUMONブルー」と呼ばれており、知性と誠実さ、そして世界につながる大空の色が表現されています。

さらに、このKUMONブルーには「世界が一つに結ばれ、子どもたちの未来が大きく広がるように」「教育について世界中の人がさらに真剣に考えるようになる」という願いも託されているようです。

 

3.株式会社大京

株式会社大京

出典:経営理念|大京

 

不動産会社である株式会社大京のロゴマークには、マリンブルーとスカイブルー、オレンジの3色が使用されており、それぞれ「信頼」と「 未来・英知・理想」「活き活きした・若々しさ」が表現されています

 

業種別のロゴ事例をもっと見たい方は、こちらをご覧ください

 

 

 

CHICS(シックス)のロゴ制作実績

CHICSでは、ヒアリングをもとにしたロゴ制作から、名刺・看板・ユニフォームなどのツール展開まで一貫して対応しています。ここでは、実際の制作実績を紹介します。

 

MU合同会社| food to luck | 飲食・ロゴ・展開ツール各種

MU合同会社 Food to Luck

 

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spiceworks| 近江町ごっつぉ飯 鰻ジロー | 飲食・ロゴ・展開ツール各種

 

 

鰻ジロー

 

subloc| 焼肉 | ロゴ・展開ツール各種

葉肉さぶろく

 

葉肉さぶろく

 

葉肉さぶろく

 

\もう少し詳しく制作実績を見たい方はこちら/

 

 

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CHICS(シックス)は、ロゴ制作を強みとするデザイン会社です。在籍するグラフィックデザイナーは業界平均15年以上の経験を持ち、累計100社以上のロゴ制作実績があります。

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