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魅力的なロゴを作成する重要ステップ|ロゴのコンセプトシートを活用しよう
コンセプトは、ロゴを含むブランディングの成功に欠かせない要素です。会社全体の雰囲気やイメージを視覚的に伝える重要な役割を担っています。
しかし、会社全体のコンセプトを整理するプロセスで、苦戦している方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、コンセプトについて深く掘り下げ、コンセプトシートの基本構成やその活用方法、メリットについて詳しく解説します。
目次
コンセプトとは?
コンセプトとは、企業や商品・サービスの思想や理念を表したものです。ブランドイメージやマーケティング戦略において、重要な役割を担っています。
また、消費者がブランドや商品を選ぶ際には、価格や機能だけでなく、感情や価値観に基づいて選択する傾向があるため、コンセプトはブランド価値を高めるうえでも重要な要素です。
たとえば、Appleの「Think Different(違いを考える)」というコンセプト。
これは、製品のデザインや機能性だけでなく、Appleが提唱するイノベーションやクリエイティビティの思想を表現しており、Appleのブランドイメージを支える重要な要素となっています。
このように、コンセプトは企業や商品を差別化し、顧客との共感を生み出すために欠かせません。
ロゴのコンセプトを決める際は会社全体のコンセプトを明確に
ロゴは会社の顔として、会社の雰囲気やイメージを視覚的に伝えるものです。そのため、ロゴのコンセプトを決める際には、会社全体のコンセプトを明確にしておくことが大切です。
また、ロゴは会社のブランドイメージを支える要素の1つであるため、コンセプトに基づいたロゴデザインが必要とされます。
「ロゴに込めたい思いが絞れない」「どんなメッセージを込めたらいいのかアドバイスが欲しい」などの疑問や悩みを抱えている方は、プロのデザイナーに相談してみてはいかがでしょうか?
ヒアリングの内容をもとに、業界経験平均15年以上のグラフィックデザイナー陣が唯一無二のロゴマークを提案いたします。
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コンセプトシートとは?
コンセプトシートは主に、企業のコンセプトや目的、ターゲット層、プロモーション方法など、制作に必要な情報をまとめる際に活用します。
外部からデザイン制作を委託する場合や、複数のチームでプロジェクトを進める場合などで活用すると、コミュニケーションの円滑化に役立ちます。
コンセプトシートを活用するメリット
コンセプトシートを活用すると、以下のようなメリットを得られます。
頭の中のイメージを言語化できる
コンセプトシートを作成すると、頭の中にあるイメージやアイデアを言語化し、整理できます。これにより、デザイナーや社員とのコミュニケーションがスムーズになり、イメージの共有が図れます。
ロゴデザイン中にコンセプトから外れるのを防げる
コンセプトシートにロゴデザインの目的やイメージをまとめてデザイン制作を進めることで、コンセプトから外れたデザインになることを防げます。
社内でのやり取りがスムーズになる
社内でコンセプトシートを共有すると、デザイン制作に関するやり取りがスムーズになります。プロジェクトの目的や方向性を共有しやすくなるため、コミュニケーションがスムーズです。
外注する際のやり取りもスムーズ
デザイン会社にロゴ制作を依頼する際には、コンセプトやターゲットのヒアリングが行われる場合が多く、コンセプトシートを作成しておくと、デザイナーに依頼側の意図が伝わりやすくなります。
例として、エコロジーをテーマにした商品を販売する会社が、ロゴデザインの依頼をする場合を考えます。
デザイナーが「環境にやさしい」というキーワードだけでデザインを進めた場合、コンセプトから外れたロゴになってしまう可能性があります。しかし、コンセプトシートによって「環境にやさしい商品を販売することで地球環境の保護を目指す」というコンセプトを明確に伝えられると、本来の意図を反映したロゴを生み出すことができるでしょう。
質の高いロゴデザインを生み出すためにも、コンセプトシートは必須のアイテムと言えます。
コンセプトシートの基本構成
コンセプトシートは、ロゴデザインをはじめとするマーケティング戦略の策定に欠かせない資料です。以下では、基本構成を詳しく解説します。
プロジェクト(企画)内容
プロジェクト(企画)内容は、プロジェクトの概要や具体的な内容、目的をまとめた項目です。
たとえば、新商品の開発プロジェクトでは、商品の特徴や価格設定、販売ルートなどを明確にすることが大切です。それに加えて、プロジェクトのスケジュールや予算なども明確にしておくと、スムーズな進行管理や予算管理につながります。
プロジェクト(企画)内容は、以下のような項目で構成されることがあります。
・プロジェクトの概要
・製品やサービスの特徴
・プロジェクトのスケジュール
・プロジェクトの予算
・プロジェクトに関わる人物や部署の情報
・プロジェクトにおける役割分担など
ターゲット
ターゲットは、プロジェクトの対象人物やグループを示す項目です。
年齢層や性別、職業、趣味などをまとめると、ターゲットに魅力的な商品やサービスを提供・プロモーションできるようになります。
たとえば、新商品の開発プロジェクトでは、ターゲットの年齢層や性別、興味関心、ライフスタイルなどを考慮して、商品の特徴や販売戦略を設計する必要があります。
プロモーション方法
プロモーション方法は、商品やブランドをどのように宣伝するのかについて記載する項目です。
たとえば、新商品の開発プロジェクトでは、ターゲットに合わせた販売チャネルや宣伝手段を検討する必要があります。
ターゲットが若年層であれば、SNSを活用したマーケティングが有効ですが、年配層にはテレビCMなどの伝統的な手法が効果的でしょう。
このように、プロモーション方法は、ターゲットに合わせて設計することが重要です
目標・ゴール
最後に、目標やゴールを記載します。たとえば、売上目標やブランドイメージの向上などです。
プロジェクトの成功基準となる目標やゴールを設定しておくと、プロジェクトメンバー全員が成果を実感しやすくなります。
ロゴのコンセプトを固める流れ
以下では、ロゴのコンセプトを固める流れを4つに分けてご紹介します。
1.会社のビジョンや社名の由来などを整理する
ロゴのコンセプトを固めるにあたり、会社のビジョンや社名に込められた想いについて理解を深めることが重要です。整理することで、より説得力のあるコンセプト提案ができるようになります。
2.コンセプトシートを活用してコンセプトを固める
コンセプトシートに、企業の歴史や文化など、その企業にしか表現できない価値を落とし込みます。コンセプトを分かりやすく整理し、誰がみても一目でデザインの方向性が分かるものを作ることが重要です。
3.デザイン制作
ラフスケッチをして、たくさんのアイディアを描き出します。
ラフの中から、コンセプトに合っているデザインを選び、ブラッシュアップさせていきましょう。
4.ロゴのレギュレーションを作成する
ロゴのデザインがブランドのコンセプトと合っていないと、消費者の信頼を得られません。
また、他社とロゴが似てしまうと法的なトラブルが発生してしまう恐れがあります。
このような問題を防ぐためにも、ロゴのレギュレーション作成が重要です。
ロゴのレギュレーションの記載内容は、基本形やカラー、余白や最小サイズ、禁止事項などの設定についてなどです。
ロゴのレギュレーションについて詳しく知りたい方は、以下のサイトをご覧ください。
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