企業ロゴの色選びは超重要!ロゴの色の決め方と日本企業のロゴの色に隠された意味を紹介!

企業ロゴの色選びは超重要!ロゴの色の決め方を日本企業のロゴの色に隠された意味を紹介

 

企業ロゴの作成で迷いやすいのが「色」ですよね。 

色の種類は1,500万色以上にのぼるとも言われているため、色選びで悩むのは自然なことです。 

そこで本記事では、企業ロゴの色の決め方と、日本企業のロゴの色に隠された意味を紹介します。この記事を見ながら実践していくことで、企業のロゴにぴったりの色を選べるでしょう。 

 

企業ロゴの色選びは超重要!

企業ロゴの色選びは超重要!

 

企業ロゴの色選びが重要である理由は、使用する色によって企業のイメージが決まると言っても過言ではないからです。

というのも、色には人の心理に働きかける効果があり、たとえば、「赤はエネルギッシュ・パワフル」「黄色は危険・金運・にぎやか」のような印象を与えます。

人間は五感から得る情報のうちの約6割が、色からの影響を受けるとも言われているため、ロゴの色選びは慎重に行うことが大切です。 

 

 

【4ステップ】企業ロゴの色の決め方

企業ロゴの色の決め方

 

以下では、企業ロゴの色の決め方を解説します。

ぜひ、以下の手順を追いながら実践してみてください。

 

1.企業コンセプトや伝えたいイメージを明確にする

デザインをする前には必ず、企業コンセプトや伝えたいイメージを明確にしましょう。

これらを明確にすると、デザインや使用する色の方向性や軸が見えてきます。

 

<考えておくべきポイント> 

  • 誰に、何を、どのように提供するか 
  • 自社の強みやアピールポイントは何か 
  • どういう会社を目指しているか 
  • 自社に対してどのようなイメージを持ってもらいたいか(信頼、誠実、明るい、温かい、斬新 など) 

 

2.ライバル企業のロゴをリサーチする

次に、ライバル企業のロゴをリサーチします。

たとえば、「信頼感・誠実さ」を表現するために「青」を軸としたロゴにしたいと考えている場合でも、青を使用している同業者が多い場合は、埋もれてしまう可能性があります。

差別化を図るためにも、必ずライバル企業のロゴをリサーチしましょう。

 

3.軸となる色を決める

ステップ1.2を踏まえながら、軸となる色を決めます。 

企業コンセプトや伝えたいイメージがはっきりとしている場合は、色選びに反映できるでしょう。 

そのほか、「農業を営んでいるから緑」や「社名にサンライズが入っているから赤もしくはオレンジ」のように、業種や社名から色を連想するのもおすすめです。 

なお、色が与える印象について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。 

 

 

4.色のトーンを決める

色には、色合いを示す「色相」と色の明るさを示す「明度」、色の鮮やかさを示す「彩度」の3つの属性があると言われています。 

トーンとは、明度と彩度が同じ色相グループのことで、トーンによっても与える印象が大きく異なります。 

 

代表的なトーンは以下の通りです。

 

トーンの種類特徴・与える印象
ビビットビビッドは原色に近い鮮やかなトーンです。生き生きとした印象や、エネルギッシュな印象を与えます。

ロゴに使用するとインパクトを与えられるため、覚えてもらいやすくなるでしょう。

しかし、配色の仕方によっては、うるさくなってしまったり安っぽくなってしまったりするデメリットもあるため注意が必要です。

ブライトブライトはビビッドよりもやや明度が高いトーンで、純色に少々白みを加えたような色になっています。

ビビッド同様、視覚的に強い色であるため、アクセントとして使用するのがおすすめです。

ストロングストロングはビビッドよりもやや彩度を落としたトーンです。

ビビッドやブライトよりも馴染みやすいのが特徴です。力強さや情熱などのイメージを与えます。 

ディープディープトーンは明度が低めで、彩度が高いトーンです。 

少し黒みがかっている特徴があり、落ち着いた印象や上品な印象を与えます。 

ソフトソフトはストロングよりも彩度が低いトーンで、穏やかで上品なイメージを与えます。 

すべてソフトでロゴを作成すると少々濁ったような印象を与えてしまうため、ほかのトーンとの組み合わせも検討しましょう。 

ダークダークは黒みがかったトーンです。 

大人っぽい印象があり、アンティーク感やヴィンテージ感もあります。 

ダルダルはソフトよりも暗く、ダークよりも明るいトーンです。 

扱いが難しく、このトーンを取り入れる際はプロの手を借りるのがおすすめです。 

ライトライトはブライトよりも彩度が低く、明度が高いトーンです。

パステルカラーに近く、かわいらしい印象を与えます。 

ペールペールは白に近いトーンです。透明感があり、やさしい印象を与えます。ロゴに使用する際は、他のトーンと組み合わせて使用するのがおすすめです。 

 

5.配色を考える

複数のロゴを使用する際には配色を考えます。

なお、複数の色を使用すると配色のバランスが難しかったりまとまりがなくなってしまったりする可能性があるため、使用する色は3色以内に抑えるのがおすすめです。

配色ツールを使用すると、スムーズに進みます。

 

 

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【色選びの参考に】日本企業のロゴの色に隠された意味

以下では、色選びの参考として日本企業のロゴの色に隠された意味を紹介します。

 

1.セブンイレブン

セブンイレブン

 

オレンジと緑、赤の3本線が印象的なセブンイレブンのコーポレートカラー。

オレンジは「朝焼け」、レッドは「夕焼け」、グリーンは「オアシス」のように、それぞれの色には意味があります。

また、これらの色には「朝から夜までお客さまのオアシスでありたい」という思いも込められているとのことです。

 

2.みずほ銀行

みずほ銀行

出典:みずほFG:ブランドロゴ

 

みずほ銀行のブランドカラーは、コズミックブルー(青色)とホライズンレッド(赤色)です。

それぞれ「信頼、誠実、ワールドスケール、クオリティ」「お客さまとのリレーションシップ、ヒューマニティ、情熱」が表現されています。

それに加えて、赤い円弧によるデザインはロゴタイプと合わせ、今まさに太陽がのぼろうとする地平線をイメージしていると言われています。

 

3.キッコーマン

キッコーマン

出典:コーポレートブランド | キッコーマン

 

キッコーマンのブランドカラーは、太陽や炎、大地や豊穣、「健康・若々しさ・活力」を象徴すオレンジです。

また、オレンジは食欲を増進させる色でもあり、「キッコーマン」や「マンズワイン」「キッコーマン豆乳」などの商品群を展開しているキッコーマンにぴったりでしょう。

 

 

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