ユニフォームにはさまざまな種類があるため、どれにしていいか分からない方も多いのではないでしょうか。 

お店のコンセプトに合っているかだけでなく、コストパフォーマンスや機能性も大切ですよね。 

そこで本記事では、ユニフォームの選び方や業種別のユニフォームの事例を紹介します。

飲食店のユニフォームの選び方

ユニフォームはお店のコンセプトを表現するため、ブランディング視点を持つことがとても重要です。 

実はスタッフの士気にも影響しており、スタッフ同士の一体感やサービス向上にもつながります。 

ここでは種類が多すぎてユニフォームが選べない方に向けて、選び方の5つのポイントを紹介します。 

1.コンセプトに合っているか

お店のコンセプトに合わせたユニフォームにすると、お客さまからの印象が良くなります。たとえば、和食の飲食店で洋装のユニフォームを着用してしまうと違和感がありますよね。 

また、飲食店は赤系の色がいいと言う話を聞く方も多いかと思いますが、コンセプトに合わない場合は無理に赤を使う必要はありません。 

ユニフォームは店内の雰囲気や料理、コンセプトに合うものにしましょう。 

2.汚れの落ちやすさ

飲食店では清潔感が大事です。

当たり前ではありますが、スタッフが汚いユニフォームを着ていると、お店のイメージが悪くなってしまいます。

スタッフにユニフォームの管理をおこなうように伝えても、必ずユニフォームを清潔に保ってくれるとは限りません。

そこでおすすめなのが、汚れても洗いやすいイージーケア素材のユニフォームです。

イージーケア素材で作られたユニフォームの中には、耐塩素・耐漂白剤のものもあり、漂白剤による色落ちの心配がいりません。

3.コストパフォーマンス

ユニフォームのデザインや機能性が良くても、コストがふくらんで予算オーバーになる場合があります。

コストを抑えたい場合は、「まとめ買い割引対象商品」に絞って選び、トータルコーディネートで考えるのがおすすめです。

自分でトータルコーディネートを考えるのが難しい場合は、ユニフォーム選びをサポートしてくれるコンシェルジュにお願いすることもできます。

4.機能性が充実しているか

ユニフォームを選ぶ際、機能性は重要です。

厨房スタッフとホールスタッフでは、求めている機能が異なります。

厨房の場合は、火の使用や調味料をこぼして汚してしまう可能性があるため、「耐熱性」や「防汚素材」がおすすめです。

ホールスタッフの場合は、伝票やハンディ、ボールペンをしまうことができるように、ズボンやエプロンにポケットあるものがよいでしょう。 

特に洗濯の機会が多い飲食店では、何回洗濯しても劣化しにくい素材のものを選びましょう。

5.耐火性

火を扱う店舗では、スタッフのやけど防止のために「耐火性」のある素材を選ぶようにしましょう。

CHICSではロゴマーク制作だけではなく、ユニフォームや前掛け、エプロンの制作が可能です。 

業界経験平均15年以上のグラフィックデザイナー陣が、アートディレクションや実際のデザイン制作を実施する、ロゴ制作のエキスパート集団です。ぜひ気軽にお問合せください。

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【業種別】飲食店ユニフォームの事例

以下では、ユニフォームの事例を業種別にご紹介します。 

カフェのユニフォーム

ドトールコーヒーショップ 

出典：ニュースリリース｜株式会社ドトールコーヒー

コンセプトは卓越した身のこなしで良質なサービスを提供する、パリのカフェの「ギャルソンスタイル」です。 

ユニフォームは、伝統的でおしゃれなフォーマル感と、清潔感と親近感を与える、グレーのベスト、同色ストライプのシャツとタブリエ（サロン）の組み合わせになっています。 

スターバックス

出典：もっと自由に、自分らしく。パートナー（従業員）のドレスコードが変わりました！ – Starbucks Stories Japan

髪や服装の色の選択肢が増え、デニムや一部の帽子の着用も可能といった、自分の好みやスタイルを表現できる幅が広がりました。 

これには、自由に自分らしさを表現することで、よりパーソナルなコミュニケーションを楽しんでもらいたいという思いが込められています。 

プロント

出典：プロント／20年ぶりロゴマークをリニューアル、カフェタイム制服も一新 | 流通ニュース

気軽にプロントのカフェタイムをお客さまが利用できるように、カジュアルさや明るさを意識したブランドロゴマークに変更しました。そのロゴが印刷されていおり、ブランドのカラーである白と黒をユニフォームに取り入れています。 

レストランのユニフォーム

ココス

出典：株式会社ココスジャパン | HIDESIGN Corporation

新鮮な野菜や果物の手書きのイラストがシャツにプリントされています。明るく、優しいデザインになっています。 

ジョリーパスタ 

出典：ジョリーパスタ　バイト・アルバイト（パート）採用情報

シャツは、白地に黒のストライプ柄でボタンは赤色になっており、エプロンは黒と赤の2種類があります。 

黒地の帽子には赤のラインが入っており、全体的に色味に統一感のあるデザインです。 

ロイヤルホスト

出典：ロイヤルホスト アルバイト・パート求人情報サイト

ユニフォームはホールとキッチンで分けられています。ホールのユニフォームは、白いシャツに白いベストです。キッチンのユニフォームには、耐火性があります。 

居酒屋のユニフォーム

四十八漁場

出典：鮮魚居酒屋「四十八漁場」がオリジナル制服を制作・導入 制服プロデュース業を受託開始 | Ap company

ユニフォームのコンセプトは、スタッフの可憐さ・しなやかさ・かわいらしさ・強さを生かすことです。 

日本の伝統色である藍色を用いてシックな趣を演出し、上質な食材や料理を引き立たせる和装ユニフォームになっています。

ミライザカ

出典：ミライザカ　博多口駅前店のアルバイト・パートの求人情報｜バイトルで仕事探し(No.32983596)

ミライザカのユニフォームは、紺色のTシャツにミライザカと書かれています。全体的に落ち着いたトーンになっています。 

焼鳥屋四文屋

出典：焼鳥屋四文屋様の酒屋前掛けを製作 – チームワークアパレルブログ

四文屋と入れた前掛けにはポケットが2つあり、ボールペンや伝票などをしまうことができます。色は紺色になっており、汚れが目立たなくなっています。 

ラーメン屋のユニフォーム

天下一品

出典：「天下一品」ユニフォームが新しくなりました！ | 天下一品メディア

天下一品のユニフォームは、表面には創業年の「1971」、背中には周年の数字「50」がデザインされています。 

博多 一風堂

出典：博多 一風堂、30周年を機に１号店の新ユニフォームを地元福岡コラボで開発｜株式会社力の源ホールディングスのプレスリリース

「男性的なカッコよさ」からスーツとハットをイメージしたユニフォームです。木の重厚感のあるインテリアに映える色づかいや襟、ハットの形状などにこだわりが持たれています。ファッション性だけではなく、作業着として動きやすい作りになっています。 

久留米絣の伝統的な柄と革新的な柄2種類を用いた、ユニセックスで印象に残るデザインです。

一蘭

出典：ここがすごい！一蘭｜ここがすごい一蘭｜天然とんこつラーメン 一蘭

清潔感を大事にしている一蘭では、ユニフォームは毎回洗濯をすることになっているため、耐久性の高いユニフォームになっています。 

和食店のユニフォーム

ごはん処 大戸屋

出典：ごはん処　大戸屋 – 株式会社ヨロチョー・飲食事業部

大戸屋のイメージカラーである藍色をユニフォームにも使っていています。 

エプロンにはポケットがついています。

華屋与兵衛

出典：【公式】華屋与兵衛 | レストランの求人・アルバイト情報

白のワイシャツに、華屋与兵衛のイメージカラーである赤色のリボンとネクタイを着用しています。エプロンは、和食に合う和柄になっています。

ケーキ屋のユニフォーム

モロゾフ

出典：Morozoff | ユニフォーム・制服のオーダー制作【UNIX TOKYO】

洋菓子を販売するモロゾフのユニフォームは、首元に大きめのリボンをあしらっています。ベレー帽をかぶって洋装にすることで、お店の雰囲気に合わせています。 

不二家

出典：【不二家】のアルバイト・パート求人情報

白のワイシャツに黒のズボンとエプロンを着用する、シンプルなデザインになっています。帽子の中に髪の毛をしまって清潔感も表現しています。 

厨房・調理服のユニフォーム

とんかつ和幸

出典：とんかつ和幸 柏売店のアルバイト・パートの求人情報｜バイトルで仕事探し(No.80420439)

帽子やユニフォームを白に統一しており、清潔感があります。 

胸元にはポケットやペンホルダーがついており、メモやペンを収納することも可能です。

スシロー

出典：スシローのお仕事 |1日の流れ｜バイト・パート求人情報

スシローのイメージカラーである赤と黒をTシャツや帽子、エプロンに使用しています。髪の毛もしまい込めるため、髪の毛の混入を防いだり顧客に安心感を与えたりすることができます。 

ロイヤルホスト

出典：ロイヤルホスト羽田空港のアルバイト・パートの求人情報｜バイトルで仕事探し(No.81624440)

ロイヤルホストでは、コック帽を含むユニフォームを白に統一しています。 

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