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飲食店のロゴ作成はなぜこだわるべきなのか?3つの理由とロゴの作成方法を紹介!
飲食店をこれから開業する方や開業したばかりの方の中には、これからロゴを作りたいと思っている方も多いではないでしょうか。
本記事では、飲食店のロゴ作成にこだわるべき理由や具体的な作成方法などを解説します。
記事の後半では、大手飲食店のロゴデザインを5つ紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
飲食店を開業するならロゴにこだわるべき!
飲食店のロゴ作成にこだわるべき主な理由は、以下の3つです。
理由1.売上に影響する
ロゴデザインによって売上が大きく変わることがあります。
というのも、消費者はロゴを見て、無意識のうちにお店のイメージを形成しているからです。
なお、パッケージデザインの法則には、「目立っている」「理解できる」「好感を持てる」の3要素の頭文字を取った「メリコの法則」があります。
パッケージにこの3つの要素がそろっていると、消費者が商品を手に取りやすくなると言われており、これはロゴにも関係する要素でしょう。
理由2.お店を覚えてもらいやすくなる
ロゴデザインにこだわると、お店を覚えてもらいやすくなります。
たとえば、「マクドナルド」や「スターバックス」などの単語を聞いて、それぞれのロゴマークが思い浮かんだ方も多いのではないでしょうか。
街中でそれらのロゴを見て、入店した経験がある方もいらっしゃるかもしれませんね。
このように、ロゴはお店の顔として宣伝活動を行なってくれます。
理由3.店舗イメージにつながる
先述の通り、消費者はロゴを見て、無意識のうちにお店の雰囲気をイメージしています。
たとえば筆で書かれたようなロゴと、手書き風のやわらかいフォントを使用したロゴでは、取り扱っているメニューや客層が異なりそうですよね。
特に、「これくらいの年齢層の人に来てほしい」や「女性向け/男性向け」などが明確に決まっている場合は、そのターゲットに合わせたロゴを作成することで来店する客層をコントロールできます。
「ロゴに込めたい思いが絞れない」「どんなメッセージを込めたらいいのかアドバイスが欲しい」などの疑問や悩みを抱えている方は、プロのデザイナーに相談してみてはいかがでしょうか?
ヒアリングの内容をもとに、業界経験平均15年以上のグラフィックデザイナー陣が唯一無二のロゴマークを提案いたします。
ぜひ気軽にお問い合わせください。
飲食店のロゴは自作?外注?
飲食店のロゴを自作するか外注するかで迷っている方も多いのではないでしょうか。
以下では、プロに依頼するのがおすすめであるケースと自作でもOKなケースを紹介します。
プロに依頼するのがおすすめ!
結論から言うと、ロゴ作成はプロに依頼するのがおすすめです。
先述の通り、ロゴのデザインによって客層や売上が変わる可能性があります。
自分でお気に入りのロゴを作成できたとしても、それがお店のコンセプトとズレてしまっているケースも少なくありません。
プロに依頼をすれば、お店のコンセプトや思いを汲み取ったロゴデザインを制作してもらえるため、高いブランディング効果が期待できるでしょう。
なお、主な依頼先は以下の通りです。
外注先ごとの相場やおおまかな納期などについて知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
個人店舗の場合は自作でもOK
ロゴ作成はできる限りプロに依頼するのがおすすめです。
しかし、「個人で小さい飲食店を開業したい」「スモールスタートを切りたい」「まだロゴ作成にかける費用が捻出できない」のような方もいらっしゃるでしょう。
その場合は、自作でロゴを作成しても問題ありません。
0から自分でデザインするのもありですが、なかなかデザインが思い浮かばない場合は無料のロゴジェネレーターサイトやフリーサイトを活用すると便利です。
ただし、ロゴジェネレーターサイトやフリーサイトのロゴをそのまま使うと凡庸なロゴとなってしまう可能性が高いため、デザインの参考程度にとどめるのがよいでしょう。
【4ステップ】飲食店のロゴの具体的な作成方法
以下では、飲食店のロゴの作成方法を詳しく解説します。
下記で紹介する内容は、自分で作る際はもちろん、依頼する際にも明確にしておくとスムーズです。
1.コンセプトやターゲットを整理する
まずは、「どういうお店にしたいのか」や「どんな人にお客さんになってもらいたいか」などを整理しましょう。
たとえば、のんびりとした時間が流れる古民家カフェなら「緑を基調とした優しいフォントのロゴ」、激辛を売りにするなら「赤を基調とした力強いフォントのロゴ」など、お店のコンセプトやターゲットによってロゴのデザインが変わります。
いきなりロゴを作り始めてしまうと、お店のコンセプトと合わないデザインになってしまう可能性があるため、まずはコンセプトやターゲットの整理が大切です。
2.ロゴの種類を決める
ロゴには、文字で構成された「ロゴタイプ型」とマークがメインの「シンボル型」、「シンボル+ロゴタイプ型」の種類があります。
それぞれにメリットがあるため「これがいい!」と言い切れるものはありません。
好みに合わせたものを選びましょう。
3.カラーを決める
ロゴの種類を決めたあとは、使用するカラーを決めます。
「赤はエネルギッシュでパワフル」「青は落ち着いた印象や清潔感」など、色によって与える印象が異なるため、慎重に選ぶのがおすすめです。
色の組み合わせ方や色が与える印象について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
4.フォントを決める
フォントの種類は、日本語だけでも数千種類あると言われています。
そのため、フォント選びで苦戦してしまう方も多いようです。
フォントもお店のコンセプトやターゲットを意識して選んでいきます。
日本語フォントの場合は「明朝体」「ゴシック体」「筆書体」「手書き文字」の4つの中から、英文フォントの場合は、「セリフ体」と「サンセリフ体」のどちらか一方をまずは選ぶとスムーズです。
【一覧】飲食店のロゴ5選
以下では、デザインの参考となる飲食店のロゴを5つ紹介します。
1.マクドナルド
マクドナルドのロゴに使用されているカラーは、創業当時より使用されている赤と黄色です。
また、マクドナルドのシンボル的な存在である「m」は、シカゴの1号店の地面から屋根に向かって伸びていた金色の大きな2本のアーチ(ゴールデンアーチ)であると言われています。
2.スターバックス
スターバックスの象徴である女性は、ギリシャ神話に登場するサイレンと言われています。
美しい歌声で船乗りを誘惑し、心を奪ったとされる人魚サイレンの物語になぞらえ、「コーヒーの香りで道行く人々を魅了したい」という思いがロゴに込められたということです。
3.くら寿司
出典:「第二の創業期」の新たな改革 更なるグローバル事業拡大に向け世界共通の新ロゴ導入|くら寿司プレスリリース|くら寿司|回転寿司|
現在のくら寿司のロゴは、本格的なグローバル展開に向けて2020年にリニューアルされたものです。
現代風にデザインされた日本伝統の江戸文字とアルファベットの「KURA」を組み合わせ、瞬間的に日本の回転寿司チェーン店「くら寿司」の記号がわかるようになっています。
4.長崎ちゃんぽんリンガーハット
出典:長崎ちゃんぽん「リンガーハット」ブランドロゴをリニューアル! | 長崎ちゃんぽん リンガーハット
現在のリンガーハットのロゴは、2015年から使用されているものです。
「R」マークを構成する3本のラインは、飲食ビジネスの基本でもある「Quality(品質)」・「Service(サービス)」・「Cleanliness(清潔)」の3本の柱を表しているそうです。
「QSCを高いレベルで維持し、お客様へ提供していく」という思いが込められています。
5.サーティワン
出典:サーティワンについて|[B-R サーティワンアイスクリーム]
日本では「サーティワン」で有名なアイスクリームショップですが、海外では2人の創業者の名前である「バスキン・ロビンス」と呼ばれています。
ロゴには「Baskin」「Robbins」の文字と頭文字の「BR」が使われており、「31」はピンク色表記されています。
なお、以下はシックスが手がけたロゴです。飲食店のロゴも多数手がけていますのでぜひご覧ください。
飲食店のロゴを作成するならCHICS(シックス)へ!
飲食店のロゴを作成したいけれど「デザインが苦手」「ロゴをどうやって作っていいかわからない」とお悩みの方は、ぜひロゴ専門の制作チームCHICSにお任せください。
ロゴ入りのショップカードやエプロン、ユニフォームなどもまとめて作成できます。
ぜひ、まずは初回のヒアリングで、デザインのイメージやロゴに込めたい思いなどをお聞かせください。
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